ピカソの有名な絵画
ピカソの絵画はどれも有名なものばかりで、
一生の間に13,000点の絵画、100,000点の版画、34,000点の挿絵、そして300点もの彫刻を制作しています。
一日あたり2〜3枚以上のペースで絵画や版画を制作していた計算です。
そのなかでも特に有名な絵画を紹介しますね。
これらの絵画は覚えておくことをオススメします。
■シュミーズ姿の少女
この作品は、青の時代に描かれたもので、何か考え事をしている少女の表情が印象的です。
背景は暗い青が塗られていて、見ている人を不安な気持ちにさせます。
ここに描かれている少女は平たく描かれていて、ピカソのキュビズムへの変化も見ることができます。
ロンドンのテイト・ギャラリーにあります。
■アヴィニョンの娘たち
伝統的な遠近法が使用されず、人物も断片的にですが分解されています。
アフリカの部族の仮面をつけた女性も描かれていて、アフリカ彫刻に興味をもっていたこともわかります。
この作品がキュビズムの基礎となる作品です。
ニューヨーク近代美術館にあります。
■ゲルニカ
白と黒、グレーだけで描かれているモノクロの作品です。
これは、1937年にドイツ軍がピカソの故郷スペインを攻撃したことに対する抗議として描かれた作品です。
たて3.5m横が7.8mもある巨大な絵画です。
恐怖や暗黒、人の残酷さが描かれています。
この巨大な絵画をピカソは、攻撃のニュースを聞いてから20日程度で完成させました。
現在はスペインの首都マドリードにある国立ソフィア王妃記念芸術センターで見ることができます。
ピカソの絵画で特に印象深いのが、キュビズムの時代です。
そのため、ピカソの絵が難しすぎてよくわからないという人や
下手な絵なのになぜか有名な画家、と思っている人も多いのは確かです。
ですがピカソの絵画の時代の移り変わりを見ていくと、ピカソはまさに天才だと実感できるはずです。
私も昔はピカソの絵は下手なんじゃないかと思っていました。
スペインのピカソミュージアムでピカソの絵画を見たとき、
その考えは「ピカソはすごい人なんだ!」と変わりました。
子供の頃にピカソが紙切れに軽く描いたものも展示されていたのですが、ものすごく上手です。
目で見たものをそのままに描くのは、ピカソにとっては当たり前のことだったのでしょう。
だからこそ、キュビズムに変化していったのではないかと私は感じました。
ピカソの絵画は、全て考え抜かれて描かれているのです。
ピカソはこんな言葉を残しています。
「なぜ自然を模倣しなければならないのか?それくらいなら完全な円を描こうとするほうがましなくらいだ」
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